地域小規模児童養護施設「まろん」 |
平成29年4月開設
宇都宮市下栗町
男女混合6名
こんにちは。「まろん」です。「まろん」は、平成29年4月に宇都宮市の下栗町に開設された、「地域小規模児童養護施設」です。現在は、小学生から高校生までの男子3名女子3名計6名の子ども達が生活しています。 「地域小規模児童養護施設」とは、下記にある様に「より家庭的な環境の中で子ども達を養育」する所です。建物に施設名の入った看板等は勿論ありません。見た目も普通のお家です。全く、施設っぽくありません。傍から見たら「あそこん家、子ども多いよね。」くらいな感じで、一般のご家庭と何ら変わりはありません。 「まろん」の子ども達は、毎日元気に学校に通い、近所の公園等でお友達と遊び、TVを見ながら爆笑し、「お腹空いた。夕飯まだ?」と催促をします。時にはTVのチャンネル争いでケンカもしますし、悪い事をしたら職員に注意を受ける事もあります。夏休みにはちょっと遠くまで旅行に行き、お正月には茨城の海で初日の出を拝みます(コロナで行けない時もありましたが)。「まろん」とは、そんな所です。 子ども達には、「まろん」で生活をして行く中で、様々な経験を積むと同時に「楽しい思い出」をたくさん作って欲しいと考えています。何故なら、たくさん「楽しい思い出」を持った子どもは、大人になった時にそれを自分や他の子どもに伝える事が出来るからです。「嫌な思い出」は、こっそりと自分だけの胸にしまっておきたいものですが、「楽しい思い出」は自然と誰かに伝えたくなるものです。そして「楽しい」と言う気持ちは、人の心を豊かに&笑顔にします。「まろん」の子ども達に限らず、多くの子ども達が楽しい気持ちで笑顔になってくれたら、何だか嬉しくなります。 最後に、私達職員の役目は、施設で生活をしている子ども達の現在の幸せは勿論、施設を卒業した後も幸せな生活を送る事が出来る様に支援をしていく事です。その為にも、日々研鑽を積み、子ども達に負けない勢いで成長出来る様、職員一同精進して参ります。 「まろん」ホーム長 伊藤善文 |
地域小規模児童養護施設とは…
本体施設とは離れ、小規模で、より家庭的な環境で『家』と呼べる環境でのメリットを活かし、子ども一人ひとりに応じた丁寧な支援を実施しています。地域小規模には高い独立性があり、職員と児童による生活の場です。入所児童の中には、地域小規模でのみ生活する子もおり、ホームの継続性、職員の自立、職員と子どもの関係性、などが重要になります。ホーム長を中心とした勤務職員での連携が重要となり、子どもとともにホームを運営しています。
参考資料:地域小規模児童養護施設の設置運営について - 厚生労働省(PDF)
上記ファイルをを閲覧するには、「Adobe Reader」が必要です。
Adobe Reader http://get.adobe.com/jp/reader/